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日本酒買取ナビ

日本酒のいまと、これから価格がつく銘柄

「次に来る日本酒」は、たいてい誰かの予想として語られます。このページは予想を書きません。公表されているコンクールの結果と、当サイトが毎週実測している買取価格のデータベース(26銘柄)を突き合わせて、評価は出ているのに、買取価格表にはまだ載っていない銘柄を並べます。 買取価格表に載るのは、中古市場で繰り返し取引されるようになってからです。 つまり評価が先で、買取価格は後から付きます。その差が、いま見えている「これから」です。

評価は出ているが、買取価格表にまだ載っていない銘柄

当サイトが実測している買取業者の価格表(2026年9月22日時点)に、銘柄として掲載が確認できなかったものです。 「価値がない」のではなく、買取業者がまだ定番として値付けしていない段階、という意味です。

銘柄受賞蔵元コンクール
七賢七賢 白心 純米大吟醸チャンピオン・サケ(最高賞)/純米大吟醸トロフィー山梨銘醸(山梨県)インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)SAKE部門
2025年
華秋田華秋田普通酒トロフィー北鹿(秋田県)インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)SAKE部門
2025年
愛宕の松愛宕の松 県内本醸造本醸造トロフィー新澤醸造店(宮城県)インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)SAKE部門
2025年
浅間山浅間山 IBUKI純米トロフィー浅間酒造(群馬県)インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)SAKE部門
2025年
陸奥八仙陸奥八仙 ピンクラベル吟醸トロフィー八戸酒造(青森県)インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)SAKE部門
2025年
長崎美人長崎美人 大吟醸大吟醸トロフィー福田酒造(長崎県)インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)SAKE部門
2025年
大雪渓大雪渓 純米吟醸 D 雄町純米吟醸トロフィー大雪渓酒造(長野県)インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)SAKE部門
2025年
作作(ざく)Sake Brewer of the Year(蔵として複数出品が高評価)清水清三郎商店(三重県)インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)SAKE部門
2025年
雁木雁木 純米大吟醸 鶺鴒プレジデント賞(最高賞)八百新酒造(山口県)Kura Master 日本酒コンクール
2025年

分かりやすい例が作(ざく/清水清三郎商店・三重県)です。 IWC 2025では蔵としてSake Brewer of the Yearに選ばれ、複数の出品がそろって高い評価を得ています。 一方で、当サイトが実測している買取価格表には、2026年9月22日時点でまだ銘柄として載っていません。 十四代・新政・而今のように「買取価格表に定番として載っている銘柄」は、どれもこの段階を何年か前に通過しています。

受賞歴があり、買取価格表にも載っている銘柄

3つのコンクールは、見ているものが違う

「受賞」とひとくちに言っても、審査するのが誰かで意味が変わります。

インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)SAKE部門2025年・出品1,476点

ロンドンで開かれるワインの国際コンクールに設けられた日本酒部門。審査するのは海外のワイン専門家が中心で、輸出の文脈で注目されます。

最高賞:七賢 白心 純米大吟醸(山梨銘醸・山梨県)

Kura Master 日本酒コンクール2025年・8部門・1,083銘柄

フランスで、フランスの飲食のプロが審査する日本酒コンクール。料理に合わせる視点で選ばれるのが特徴です。

最高賞:雁木 純米大吟醸 鶺鴒(八百新酒造・山口県)

全国新酒鑑評会令和6酒造年度(2025年5月公表)・出品809点

酒類総合研究所などが主催する、国内でもっとも歴史のある審査会。新酒の大吟醸を対象にしており、蔵の技術力を測る物差しとして扱われてきました。

入賞410点のうち金賞は202点。 金賞の多かった県は福島県(16)、兵庫県(16)、新潟県(15)でした。

この審査会は銘柄ではなく「出品酒」を評価するもので、市販されていない酒が含まれます。 金賞を取った蔵の市販酒がそのまま高く買われるわけではありません。

「これから」を自分で読むための3つの見方

  1. 01蔵として評価されているか、1本だけか1本の受賞は当たり年の可能性があります。IWCの Sake Brewer of the Year のように、蔵の複数の出品がそろって評価されている場合は、技術が安定していると読めます。
  2. 02買取価格表に載っているか載っていれば、中古市場で繰り返し取引されている証拠です。載っていなければ、流通がまだ特約店中心で、二次流通が立ち上がっていない段階です。
  3. 03造り手が変わっていないか日本酒の味は杜氏で変わります。杜氏が代わった年を境に評価が動くことがあるため、受賞歴は「いつの受賞か」まで見る必要があります。

このページの情報について

受賞結果は各コンクールの公表内容にもとづく記載です(2026年10月8日に当サイトで確認)。当サイトによる順位づけ・評価は行っていません。

買取価格の有無は、当サイトが各社公式の価格表を実測しているデータベース(2026年9月22日時点・26銘柄)との突き合わせです。 掲載がないことは、その銘柄が買い取られないことを意味しません。価格表に定番として載っていない、という意味です。

→ 誰が造るかで酒は変わる(杜氏のはなし)|→ 銘柄別の買取価格を見る